通信制高校の選び方6選!絶対失敗したくない方へ

通信制高校の選び方6選!絶対失敗したくない方へ

通信制高校の選び方を教えてください!というご要望を、いただくことがあります。

文部科学省が発表した令和2年の調査「高等学校通信教育の現状について」によると、公立通信制高校の退学率は8.2%となっています。

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退学する理由は様々ありますが「別の学校にすればよかった」など、通信制高校選びで失敗・後悔はしたくありません。

通信制高校の選び方は、生徒さんの状況によってそれぞれ異なります。

  • 中学校や前籍校で不登校を経験したから
  • 仕事やバイトと学業を両立したいから
  • やりたいことがあり、通学が難しいから
  • 特別な支援が必要だから

あなたに合う通信制高校の選び方には、6つのポイントがあります。

将来の目標や、卒業後の進路も考えながら、自分にあった通信制高校を選んでいきましょう!

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目次

通信制高校の選び方:入学条件を確認しよう

通信制高校とサポート校の学費はいくら?無償化についても解説

通信制高校選びは、入学条件がポイントです。

まずは、自分が入学できる条件なのかを確認しましょう。

入学条件について

通信制高校の入学は、中学校もしくはこれに準ずる学校を卒業した者。もしくは、これと同等以上の学力があると認められていることが条件となります。

また、すでに高校を卒業している人は入学できません。

新入学・中学校を卒業見込みの人
・中学校を卒業した人(高校への在籍なし)
転入学現在、他の高校に在籍中の人(休学中も含む)
編入学高校を中途退学した人

転入学・編入学について

通信制高校には、編入学・転入学してくる生徒が多くいます。

そのため、入学の募集時期は、1年のなかでも複数回あります。

4月・10月の入学に合わせて、前期( 1月~4月)後期(8月~9月)の2回に分けて募集をしている学校や、1年中編入学・転入学を受け付けている学校などさまざまです。

学校の公式ホームページなどで、募集期間を確認しましょう!

通信制高校の選び方:登校頻度や通学スタイルを確認しよう

通信制高校のメリット・デメリット10選!サポート校は不要?自分でスケジュール管理

通信制高校選びは、登校頻度や通学スタイルがポイントです。

登校頻度はどれくらいあるのか、自分あった通学スタイルが可能なのかを確認しましょう。

登校頻度について

通信制高校には、スクーリングと呼ばれる登校日があります。スクーリングとは、学校に行って直接授業を受けることを意味します。

生徒自らが選択して登校するスクーリングは、週3日や年間4日など限られています。

通信制高校によっては、いつ登校してもよい「自由登校」を実施している学校もあります。

自分の好きな時間や曜日に登校するなど、自由に選ぶことができます。

また、週3日登校・月2日登校という学校から、全日制と同じ週5日の毎日登校型の学校までさまざまです。

さらに、スクーリングには通学スタイルが3種類あります。

通学スタイルについて

通信制高校のスクーリングでは、通学スタイルが3通りあります。

集中型数日間、集中して学校に通うスタイル
合宿型数日間、宿泊を行うスタイル
通学型週や月に回数を決めて学校に通うスタイル

集中型スクーリングでは、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇に集中して学校に通います。

短期間に集中して多くの授業を受け、単位を修得していきます。

仕事やバイト、家庭の事情などで、定期的なスクーリングの時間を確保できない人に選ばれています。

合宿型スクーリングでは、年に1回宿泊施設を利用してスクーリングを行います。

学校とは異なる環境で合宿を行い、その土地の文化や風習を授業に取り入れることもあります。

数日間学校に通い続けることが難しかったり、学校という環境が苦手という人。普段できないような非日常を体験したい人に選ばれています。

自分のライフスタイルに合った通信制高校を選びましょう!

通信制高校の選び方:学費を確認しよう

サポート校の学費

通信制高校選びは、学費がポイントです。

通える範囲の学費なのかを確認しましょう。

学費について

通信制高校の学費は、私立と公立の学校で大きく異なります。

公立通信制高校の学費は、私立と比較すると安く設定されています。

学費の内訳は、主に入学金・授業料・教科書代などで構成されています。

学費の内訳公立私立
入学金500円1万円~10万円
授業料1単位336円1単位7,000円~1万円
教材費科目によって異なる1科目1,200円~
スクーリング費用交通費のみ交通費実費+数万円
諸費用保険料年間165円など年間数万円
公私別通信制高校の学費・費用の目安

私立の通信制高校の場合、学校の施設・コース・登校頻度によって学費が変わります。

詳しくはこちらをご覧ください。

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私立か公立で迷う場合

学費に差があるものの、約8割の人が私立の通信制高校を選んでいます。

文部科学省が発表した令和2年の調査「高等学校通信教育の現状について」によると、平成30年度の通信制高校入学者は公立が13,253人に対し、私立が60,432人でした。

公立の通信制高校では、自学自習で卒業を目指すことが基本スタンスとなります。

そのため、自己管理能力があり、自己責任で学習を進められる場合は、公立の通信制高校でも十分に卒業を目指せます。

ただ、自主的に学習を進める自信がなく、学校によるサポートを必要とする場合は、私立の通信制高校がオススメです。

実際に、私立と公立では、卒業率にも大きな違いがあります。

卒業率の違いについては、こちらをご覧ください。

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学費と合わせて、しっかり卒業できる通信制高校を選びましょう!

通信制高校の選び方:学習内容やカリキュラムを確認しよう

通信制高校の選び方:学習内容やカリキュラムを確認しよう

通信制高校選びは、学習内容やカリキュラムがポイントです。

自分が学びたいと思う学習内容なのか、どんなカリキュラムが用意されているのかを確認しましょう。

学習内容について

通信制高校は、自主学習が基本スタイルです。

自分が学習しやすい環境で、自分のペースで学習を進めていくことができます。

また、専門的なコースを用意している学校もあります。芸能コースやeスポーツコース、キャリアコースなどが人気です。

専門科目を学び、通信制高校を卒業後には自分のやりたいことを突き詰めるという選択ができます。

近年、通信制高校から大学や専門学校へ進む生徒が増えています。

自分のペースで学習できることを利用して、資格取得を目指す人も多くいます。

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カリキュラムについて

通信制高校では、さまざまなカリキュラムが用意されています。

独自のカリキュラムや専門的なコースなど、学校によって学習内容も異なります。

そのため、自分が学びたいことや卒業後の進路に合わせて通信制高校を選ぶことが大切です。

将来のプランも視野に入れて、学校を比較することも自分に合った学校を選ぶポイントのひとつです。

自分の目標に合った通信制高校を選びましょう!

通信制高校の選び方:サポート体制や学校の実績を調べよう

通信制高校の選び方:サポート体制や学校の実績を調べよう

通信制高校選びは、サポート体制や学校の実績がポイントです。

自分に合ったサポート体制は整っているのか、どんな実績がある学校なのかを確認しましょう。

将来のことを考えると、進路実績などは重要なポイントとなります。

学習サポート&メンタルサポート

通信制高校を卒業するには、レポート・スクーリング・テストを通じて単位を修得する必要があります。

ただ、通信制高校では、自主学習が基本のため途中で挫折してしまうことがあります。また、卒業までに3年以上かかってしまうこともあるのが現実です。

あなたの学習の進度に合わせて、学習サポート・精神サポートが充実した学校を選びましょう!

学校のサポート体制には、下記のような項目があります。

  • 不登校などを経験してきた生徒が通いやすい環境を整えている
  • 少人数制・担任制などを採用している
  • 登校頻度を生徒が選ぶことができる
  • クラス分けなどに配慮している
  • さまざまなカリキュラムがある
  • 校則や服装などは自由度が大きい
  • カウンセラーが常駐している

細かいサポートをしてもらえる通信制高校を選びましょう!

青楓館高等学院は、大学進学に強い!

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通信制高校の選び方:学校に実際に足を運び、雰囲気を感じよう

通信制高校の選び方:学校に実際に足を運び、雰囲気を感じよう

通信制高校選びは、実際に学校に行き雰囲気を感じることがポイントです。

学校までの道のりはどうだったか、学校の雰囲気は自分に合っていたかを確認しましょう。

学校説明会

通信制高校では、独自に学校説明会を開催しています。

学校説明会では、学習内容やカリキュラム、施設等の説明を聞くことができます。

また、学校の校舎に直接行くことができるため、学校までの道のりや雰囲気、先生の様子などを知ることができます。

どのような形で学習が進むのか、サポート体制や実績などを確認をしましょう。

学校説明会での質問例

  • 学校が何に力を入れているか
  • 生徒の自主性を重んじているのか
  • 自分のレベルにあわせた学習サポートを行っているのか
  • 大学受験対策の授業を受けられるか
  • 進学が無理なくできる方法や実際の進学率はどれくらいか
  • 大学への推薦枠を持っているか
  • 模試を受けやすい環境が整っているか
  • 就職サポートを行っているのか
  • 就職先はどのようなところがあるか

学校説明会は、親子で参加することができます。

無理のない範囲で、参加を検討してみてください!

オープンキャンパス

オープンキャンパスでは、学校説明会や先輩との交流イベント、個別相談などが実施されています。

学校の雰囲気や授業内容を実際に見て、自分に合った学校を選ぶことができます。

オープンキャンパスでよくある質問

オープンキャンパスの所要時間と持ち物を教えてください

所要時間は、おおよそ1時間ほどです。
書類などの持ち物は、特にありません!筆記用具は、各自にお任せします。

学校の中を見ることはできますか?

もちろん可能です。
授業実施時には、実際の授業の様子を見ていただくこともできます。

学校説明会やオープンキャンパスの服装について

制服でも私服でもどちらでも自由です!
髪の毛の色やピアスなども、いつも通りの格好でお越しください。

保護者のみの参加について

ご本人の参加が難しい場合、保護者の方のみの参加も可能です!
ご本人のみ、保護者の方のみでのご参加も大歓迎です。

オープンキャンパスは、保護者の方やご夫婦、生徒さんご本人とご一緒、友だち同士などで参加することができます。

志望校が絞れてきたら参加してみましょう!

青楓館高等学院では、説明会やオープンキャンパス、個別相談会を随時開催しております。

もっと、青楓館高等学院を知りたい方は、お気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人

岡内 大晟のアバター 岡内 大晟 青楓館高等学院 代表

2023年、青楓館高等学院を開校し、代表に就任。社会に開かれた学校教育を目指し、総勢80名の組織を率いる。クラファン支援者220人達成。自治体や大学との共同プロジェクト実績多数。

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