フリースクールと通信制サポート校の4つの違いとは?

フリースクールと通信制サポート校の4つの違いとは?

フリースクールと通信制サポート校は、どう違うの?という質問をいただくことがあります。

どちらも不登校の子供を受け入れ、学習相談や体験活動をサポートする教育機関です。

あわせて読みたい
兵庫県の通信制高校オススメ9校の一覧!【2024年】学費安い・口コミまとめ 兵庫県の通信制高校でオススメはどこですか?というご相談いただくことがあります。 兵庫県の通信制高校は、公立の通信制高校が2校(兵庫県立青雲高校、兵庫県立網干高...

フリースクールと通信制サポート校の異なる点は、4つあります。今回は、4つの違いをわかりやすく紹介していきます。

違いを明確にして、学校選びにお役立てください!

あわせて読みたい
通信制高校の偏差値とは?偏差値60・70の高い大学進学はできるのか? 通信制高校の偏差値とは何なの?というご質問を、いただくことがあります。 自分に合った通信制高校を選んだり、大学を選ぶ際に偏差値を指標にする方も多くいらっしゃい...
あわせて読みたい
通信制高校の転入・編入の違いについて 通信制高校の転入・編入の違いについて教えてください!というご要望を、いただくことがあります。 文部科学省が発表した令和2年の調査「高等学校通信教育の現状につい...
目次

通信制サポート校とは?

通信制サポート校とは、生徒のキャリア育成を支援する教育機関のことをいいます。

不登校や発達障害などの子供に学習支援や、カウンセラーによる精神面のサポート、大学進学に向けた受験対策などを行っています。

フリースクールとは?

フリースクールとは、さまざまな理由で高等学校に行けない、もしくは行きたくない子供のための教育機関のことをいいます。

文部科学省では、フリースクールをこのように説明しています。

一般に、不登校の子供に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設を言います。

フリースクールと通信制サポート校の違い

フリースクールは「居場所」、通信制サポート校は「予備校」というイメージです。

どちらも、子供たちが通いやすいよう、学びやすいような学校になっています。

具体的には、どのような点が異なるのでしょうか。

それでは、4つの違いを見ていきましょう。

通う目的が違う

フリースクールの目的は、不登校の子供の状況に応じた支援等を行うことです。

これまでは、学校復帰を目的にしたフリースクールも見られました。

しかし近年、不登校の子供増加により、国としても学校復帰をゴールにしていません。

学習活動、教育相談、体験活動などを通して、子供の居場所となることを目的としています。

通信制サポート校の目的は、生徒のキャリア育成を支援することです。

通信制高校とサポート校が提携しているので、高校卒業資格を取得することもできます。また、学校によっては、大学進学に向けた受験対策なども行っています。学習支援や精神面のサポートで、子供の可能性を広げることが主な目的となっています。

通う生徒が違う

どちらも不登校を経験している子供が通うという点は、共通しています。

フリースクールは、小中学生から20才くらいの方までを受け入れている点が異なります。

フリースクールへの登校が、在籍している学校で出席扱いになることもあるため、小中学生の割合が多いです。

高等学校の場合は、フリースクールへの通学を出席扱いにしないケースがほとんどです。ただ、いろんな年齢の生徒と関われるという魅力があります。

通信制サポート校は、通信制高校の生徒が通っていると思われる方が多くいらっしゃいます。

サポート校と通信制高校が合体した通信制サポート校には、不登校や発達障害の方も通われています。

また、より主体性を持って学校生活を送りたい方も通っています。自分らしく生きたいと思う方や、子供の可能性を広げたいと考える親御さんに選ばれています。

運営する機関が違う

フリースクールも通信制サポート校も、学校教育法により定められた高等学校ではありません。

フリースクールは、民間の教育機関や教育委員会が運営する施設です。

ほとんどが、NPO法人やボランティア団体などによって運営されています。

通信制サポート校は、学習塾や予備校などの民間企業が運営しています。

また、通信制高校を運営する学校法人が通信制サポート校を運営していることもあります。

費用が違う

費用はフリースクールの場合、月20,000~30,000円が平均といわれています。

通信制サポート校は、連携している通信制高校の学費とサポート費用が必要となります。
(※通信制サポート校の費用の中に、通信制高校の学費が含まれる場合もあります。)

就職支援や受験対策などサポート内容によって費用が異なることもあります。

希望する支援内容に合わせて、適切な学校を選びましょう。

通信制サポート校を上手に利用しましょう

フリースクールと通信制サポート校の4つの違いとは?|青楓館高等学院のサポート体制

フリースクールも通信制サポート校も、教育理念や学習支援、学費などは学校によってさまざまです。

共通しているのは、通う子供たちの主体性を尊重して運営されていることです。子供たちが通いやすく、学びやすいような学校になっています。

今回ご紹介した、目的や通っている生徒、運営機関、費用の違いはいかがでしたか?

もしご不明なところや、もっと聞きたいという点がありましたら、お気軽にご連絡ください。

違いをしっかり理解して、子供たちにとって、安心できる居場所を見つけてください。

資料請求・個別相談はこちら

学校案内の資料請求する

学校案内のパンフレットをみなさまに無料でお送りしております。また、電話相談・オンライン相談・学校見学なども随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください♪

簡単!LINEで個別相談

青楓館高等学院の公式LINEをお友だち追加して、チャット形式でメッセージを送ることができます!いつでも・どこでもお気軽にご相談ください♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

岡内 大晟のアバター 岡内 大晟 青楓館高等学院 代表

2023年、青楓館高等学院を開校し、代表に就任。社会に開かれた学校教育を目指し、総勢80名の組織を率いる。クラファン支援者220人達成。自治体や大学との共同プロジェクト実績多数。

目次
閉じる