通信制高校から大学進学は不利ですか?というご質問を、いただくことがあります。
確かに、通信制高校は全日制に比べ登校日が少ないこともあるため、学習面において不利となるポイントも考えられます。
しかし、受験資格の面で不利になることはありません。
一般入試やAO入試、推薦での受験は、全日制同様に可能です。
今回は、通信制高校から大学進学を目指す方に向けた情報を発信していきます。
おすすめの勉強方法まで紹介していますので、最後までご覧ください!
通信制高校の大学進学率は?
通信制高校から進学できるの?というご質問をされる方が、もっとも気になる大学進学率について紹介します。
通信制高校の大学進学率は、18.0%
文部科学省が発表した令和2年の調査「学校基本調査」によると、通信制高校の大学進学率は18.0%でした。
一方、全日制の進学率は、55.5%です。
このことから、全日制の高校と比較すると通信制高校の大学進学率は低いことがわかります。
卒業者数 | 大学進学率 | 専修学校進学率 | |
通信制 | 60,691人 | 17.6% | 23.3% |
全日制 | 1,018,479人 | 56.5% | 16.9% |
定時制 | 18,805人 | 13.3% | 16.7% |
しかし、通信制高校は、一般入試やAO入試、推薦での受験が、全日制同様に可能です。
そのため、受験資格の面で不利になることはありません。
ただ、全日制に比べると登校日が少ないこともあるため、学習面において不利となるポイントがいくつか考えられます。
通信制高校の大学進学で学習面で不利になる3つのこと
通信制高校から大学進学は、学習面において不利となるポイントが3つあります。
独学が求められる
通信制高校では自宅で学習ができるため、自己学習能力が求められます。
進路に関する情報が不足している
通信制高校では、進路に関する情報が少ない場合があります。
学校外での勉強環境の確保が必要である
通信制高校では、自宅で学習が進められます。
そのため、自宅以外での勉強環境を確保する必要があります。
以上のような3点で、学習面では不利になることがあります。
しかし、あえて通信制高校から大学進学を目指す人もいます。
通信制高校から大学進学を目指す3つの理由
あえて通信制高校から大学進学を目指す理由は、3つあります。
自分のペースで学習ができる
通信制高校の1番のメリットは、自分のペースで学習を進められることです。
単位制を採用している通信制高校は、1年間の学習すべき量が決まっていません。
また、毎日登校して決められた時間割通りに、クラス全員と同じペースで学習していく必要はありません。
そのため、勉強に専念しやすく、大学受験に必要な勉強時間を確保することができます。
さらに、自分のライフスタイルに合わせることができるため、仕事や家庭との両立もしやすく、自己管理能力が身につくというメリットもあります。
苦手科目の克服や、進路に合わせた科目も集中して学習できます。
大学受験に必要なスキルを身につけられる
通信制高校では、大学受験に必要なスキルを身につけることができます。
例えば、論理的思考力や表現力、英語力などが挙げられます。
また、自己学習が中心となるため、自己管理能力や自己責任感を身に付けることができます。
これは、大学進学時や就職活動においても、必要なスキルとしてアピールポイントになります。
通信制高校は、学校によって学習サポートが充実しています。
そのため、大学入試に必要な科目を中心に学ぶこともできます。
自分の興味のある科目を選択できる場合もあり、将来的な進路につながるような学びを積むこともできます。
さらに、通信制高校では、基礎学力の確認や補強を重視しています。
大学受験に必要な知識やスキルを身につけるだけでなく、学習遅れを補うこともできます。
仕事と両立して経済的負担を軽減できる
通信制高校は登校日が限られているので、アルバイトや仕事をしながら勉強することができます。
また、通学にかかる交通費や学費、教材費などの経済的負担を軽減できます。
通信制高校の学費は、一般的な高校に比べて比較的安価である場合があります。
通信制高校初!海外50大学の指定校推薦枠を新たに獲得
青楓館高等学院では、総合型選抜からの進学だけでなく卒業後の選択肢をさらに広げるため、海外大学進学を目指す生徒に指定校推薦枠を新たに獲得いたしました。
これは、国内通信制高校では初めての取り組みです。
海外の指定校推薦枠には、「THE世界大学ランキング」において上位のトロント大学(18位)やシドニー大学(54位)などの大学も含まれています。
近年、海外大学合格者の多い高校が注目されている中で、生徒一人ひとりに向き合った「個性教育」を行う本校にて、生徒それぞれの目標実現に向けてサポートして参ります。
通信制高校生が大学受験に必要な勉強方法とは?
ここまで読み進めていただき、ありがとうございます。
ここからは、大学受験に向けた勉強方法を具体的に紹介していきます。
大学受験に必要な勉強方法は、以下の9ステップを参考にしてみてください。
基礎学力の復習・定着
大学入試には、中学・高校で学んだ基礎的な知識や技能が必要となります。
通信制高校生は、自分の学習進度に合わせて勉強できるため、基礎学力を十分に定着させることができます。
受験科目の確認・目標の設定
大学入試には、一般教養や専門分野の試験があります。
受験する大学や学部・学科によって、受験科目が異なるため、志望する合格校を明確にしましょう。
スケジュールの作成
受験までの期間を把握し、スケジュールを作成しましょう。
- 日程や予定
- 受験科目ごとに勉強する内容
- 定期的なテスト・模試の日程
- 過去問題の解答・解説の確認
受験科目ごとの勉強方法の確立
受験科目ごとに、適切な勉強方法を選択しましょう。
例えば、数学は問題演習が重要ですが、国語は文章の読解や記述力が必要です。
過去問題の解答・解説の確認
過去の大学入試問題を解答し、解説を確認することで、受験科目の傾向や出題範囲を把握することができます。
過去問題を解答することで、自分の実力を確認することもできます。
定期的なテストや模試の受験
定期的にテストや模試を受験し、自分の実力を確認することが大切です。
時間配分の決定
スケジュールに沿って、勉強時間を分配しましょう。
モチベーションの維持
長期間の勉強計画を達成するためには、モチベーションを維持することが重要です。
評価と改善
定期的に自己評価を行い、課題を洗い出しましょう。
自己評価の結果を元に、勉強計画を改善し、より効果的な学習を目指しましょう。
様々な要素・勉強方法を取り入れることも大切です。
- 基礎学力の定着
- 受験科目ごとの勉強方法の確立
- 過去問題の解答・解説の確認
- 定期的なテストや模試
- モチベーション維持
- 評価と改善など
また、自己管理能力や計画性を身につけ、効率的な勉強を行っていきましょう。
青楓館高等学院なら、大学進学を目指せます!
ここまで、読み進めていただきありがとうございます。
これまで、通信制高校から大学進学は難しいの?というご相談を数多くいただきました。
通信制高校に通わせるか悩んでいるご家族から、個別にご相談いただくも多くありました。
青楓館高等学院では、総合型選抜で日本トップクラスの大学合格実績があります。また、総合型選抜のプロによる大学合格に力を入れています。(関関同立・早慶上智・GMARCH)
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