発達障害のお子さんも安心の通信制高校・サポート校とは?

発達障害のお子さんも安心の通信制高校・サポート校とは?

発達障害があっても安心して通信制高校に通うことはできますか。というご相談をいただくことが多くあります。

高校進学に不安を抱えている発達障害を持つ中学生やご家族は、少なくありません。

通信制高校では、専門家によるサポートが充実した学校がたくさんあります。さらに、サポート校では不安を解消してくれる体制が数多く整えられています。

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そこで今回は、発達障害を持つ方に通信制高校がおすすめの理由を紹介していきます。

通信制高校を選ぶ時のポイントも解説していますので、最後までご覧ください!

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目次

発達障害とは?

厚生労働省のサイトでは、発達障害についてこのように説明されています。

発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。

発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。

厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」

発達障害は種類によって特徴もさまざま

発達障害は、大きく6種類に分けられます。

  • 自閉スペクトラム症(ASD)
  • 注意欠如・多動症(ADHD)
  • 学習障害(LD)
  • チック症
  • 吃音
  • 広汎性発達障害

これらは、生まれつき脳の働き方に違いがあるという点で共通しています。

また、同じ症状名でも特性の現れ方が違います。そのため、同じ発達障害を抱える人はいないと言われています。

さらに、発達障害はいくつかの症状を併せ持つこともあります。複数の症状が重なって現れることもあるので、「この症状」と1つの症状に特定できるものではありません。

だからこそ、発達障害を持つ方には、個別のきめ細やかなサポートが必要となるのです。

発達障害でも安心して通うなら通信制高校がおすすめ

発達障害でも安心して通うなら通信制高校がおすすめ

発達障害があると、学校の授業を受けるのが窮屈に感じます。

  • 中学校の授業が理解できない
  • 勉強は好きだけど、学校が嫌い
  • 集団生活に抵抗を感じる
  • コミュニケーションに自信がない
  • 学校という場所が好きではない

しかし、このようなお悩みをお持ちの方にも、おすすめなのが通信制高校です。

発達障害の人に通信制高校をおすすめする3つの理由

発達障害の人に通信制高校をおすすめする3つの理由

どうして通信制高校が、発達障害の人におすすめなのでしょうか?

理由は、3つあります。

自分のペースで学習できる

通信制高校をおすすめする1番の理由は、自分のペースで学習を進められることです。

学年制の全日制高校では、クラス全員と同じペースで学習していく必要があります。授業で理解できないと学習が遅れていき、周りの学習ペースについていくのが大変になります。

その結果、不登校や退学などにつながることも珍しくありません。

一方、単位制を採用している通信制高校は、毎日登校してクラス全員と同じペースで学習していく必要はありません。

わからないところは、時間をかけて勉強することができます。修得できなかった単位があれば、その単位だけやり直すことができます。先生に個別に質問することもできます。

発達障害の人の中には、じっと座っていることができない人や、人との関わりが難しいという人がいます。

自宅などリラックスした環境で、自分のペースで学習できるので安心です。

自分の好きなことに専念できる

自分の好きなことに専念できる

通信制高校をおすすめする理由の2つ目は、自分の得意なことに専念できることです。

発達障害の人は、ある特定のものに強い関心を示す特性があります。そのため、興味のない教科の授業を受けることは、苦痛に感じてしまうことがあります。

全日制の高校では、さまざまな教科をバランスよく学習していきます。

一方、通信制高校では、学びたいコースを選択して学習することができます。

例えば、eスポーツが好きな生徒は、eスポーツコースを選択して学ぶことができます。キャリア教育にも力を入れている学校であれば、将来も夢につながるようなサポートも行っています。

高校卒業を目指しながら、自分の好きなことに専念できることが通信制高校をおすすめする理由です。

サポート体制がある

サポート体制がある

通信制高校をおすすめする理由の3つ目は、サポート体制が充実していることです。

全日制の高校では、担任の先生が1クラス30人ほどの生徒を見ています。もちろん、発達障害の人のサポートもしてくれますが、十分ではないこともあります。

一方、通信制高校では、クラス制度をとっていなかったり、少人数クラスを採用しています。そのため、先生は生徒一人一人を見てくれています。

学校によっては、個別相談室を設けてじっくりと話を聞く環境を整えています。

また、通信制高校は、さまざまな事情を抱えた生徒を受け入れています。そのため、いろんな事情に対応できる環境が整っているのが魅力です。

例えば、このようなサポート体制があります。

  • 生徒や保護者がカウンセラーに相談できる
  • 1on1で生徒に寄り添っている
  • 登校日数を希望に合わせて調整できる
  • レポートをインターネットで提出できる
  • やりたいことに専念できる
  • ICT教育を導入している
  • 社会とつながる活動を行なっている

このような安心の手厚いサポートがあることが、通信制高校をおすすめする理由です。

通信制高校を選ぶ時のポイント

通信制高校は毎日登校する必要がないため、さまざまな事情の生徒が多く入学しています。

発達障害のある生徒でも通学できるように、手厚いサポート体制を用意する通信制高校やサポート校は少なくありません。

ただ、通信制高校と言っても、学校ごとに特性が異なります。

発達障害のある生徒が通信制高校を選ぶ時は、発達の種類に合わせて次の3つのポイントをチェックしましょう。

発達障害の生徒に合わせた学習サポートがあるか

通信制高校の中には、個人のペースに合わせた学習支援をしてくれる学校もあります。

例えば、少人数制や個別指導など、一人一人に合わせた授業方式を取り入れていたりします。

ただ、「学習サポート」とひとこと言っても、サポート内容はさまざまです。さらに、発達障害の生徒に、個別で指導してくれるかどうかは学校によって異なります。

  • 集中できる時間が短い生徒には、学習の進め方を個別でアドバイスしてくれるか
  • 小中学校での学習が遅れている生徒には、学習の遅れもサポートしてくれるか
  • 集団生活が苦手な生徒には、生徒同士のコミュニケーションも支援してくれるか

自分にぴったりな学習方法を選べるか、具体的な内容は個別相談で聞いてみましょう。

精神面の個別サポートがしっかりしているか

精神面の個別サポートがしっかりしているか

通信制高校の中には、不登校や引きこもりの生徒も多く受け入れている学校もあります。

生徒の精神面のサポートに力を入れていたりします。

ただ、「メンタルサポート」とひとこと言っても、サポート内容はさまざまです。さらに、発達障害の専門知識をもったカウンセラーがいるかどうかは学校によって異なります。

  • 発達障害の生徒の状態に合わせたサポートをしてくれるか
  • 専門のカウンセラーが常駐していて、いつでも相談できるか
  • 先生自身がカウンセラーの資格を有しているか

生徒が困っていることをサポートしてくれるのか、具体的な内容は個別相談で聞いてみましょう。

個性を伸ばしてくれるか

通信制高校では、30単位時間の特別活動が卒業要件となっています。

特別活動でどのようなことを行っているのかは学校によって異なります。

  • コミュニケーション能力を伸ばすことができるか
  • 社会性を身につけられるか
  • 個性を尊重して自分らしく生きる力を養えるか
  • 将来を見据えた活動になっているか

特別活動でどのようなことをしているのか、具体的な内容は個別相談で聞いてみましょう。

不登校と発達障害の関連性

不登校と発達障害には関連性があると言われています。

発達障害があることで、周りの人や環境になじめず登校したくなくなることが原因です。また、コミュニケーションをうまく図ることができずに相手との関係がうまく築けない、といったことも原因にあります。

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発達障害だから活躍できます

発達障害だから活躍できます

発達障害と聞くと、ハンディキャップだけが目に付くかもしれません。しかし、発達障害の特性は、良い面が働くこともあります。

発達障害の特性があるからこそ、うまくいっていることもあるんです。

  • 完璧主義
  • 過集中
  • 強いこだわり

個人差がある発達障害の特性は、どのように付き合い生かしながら得意を伸ばしていくかが大切です。特性と自身の好きを掛け合わせ伸ばすことができれば、得意な分野で活躍することができます。

発達障害を有利に働かせるために、自己理解を深めて自分の得意を活かすことをサポートいたします。

保護者の方へ

保護者の方へ

ここまで、読み進めていただきありがとうございます。

発達障害のお子さんの進路や将来について、ものすごく考えていらっしゃる方も多いかと思います。実際にこれまで、発達障害のお子さんのご家族から個別にご相談いただくことが、数多くありました。

青楓館高等学院は、発達障害の特性を活かし個性を伸ばせる学校だと自信を持ってお伝えしています。キャリア教育に特化した青楓館高等学院では、高校生活はもちろん将来のサポートまで行っています。

発達障害は、1つの個性です。生徒一人一人の個性を尊重し「自分らしく生きる力」を養うことをお約束いたします。

青楓館高等学院は、充実のサポートがあります

青楓館高等学院では、全日制と同じ高校卒業資格を取得できることはもちろん、総合型選抜のプロによる大学合格にも力を入れています。

教育理念は「個性を尊重し、可能性を伸ばす」です。

週1回の1on1や月1回のゲスト講演、インターンや学校運営などを行っております。自分を知ることから社会と繋がるまでを叶えることが当学院の強みです。

そして、コースは、自分の「好き」を尊重する3つのコースをご用意しております。キャリア育成コース・芸能アスリートコース・eスポーツコースです。

高校卒業を目指す方から、大学進学を目指す方まで、キャリア育成は青楓館高等学院にお任せください。

説明会やオープンキャンパス、個別相談会は随時開催しております。もっと青楓館高等学院を知りたい方は、お気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人

岡内 大晟のアバター 岡内 大晟 青楓館高等学院 代表

2023年、青楓館高等学院を開校し、代表に就任。社会に開かれた学校教育を目指し、総勢80名の組織を率いる。クラファン支援者220人達成。自治体や大学との共同プロジェクト実績多数。

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