青楓館高等学院の生徒サポート体制

青楓館高等学院、生徒メディア「ワタシル」のサポーターをしている前田です。
説明会などの場で、よくこういった質問を受けます。

「青楓館高等学院ではどういったサポートが受けられますか?」

私にも高校生の姪っ子がいますが、学校からどのようなサポートを受けられるかはやはり気になるところですよね。
今回は、現役の公立学校教員でもある私の視点から青楓館高等学院のサポート体制とその魅力についてお伝えします。

目次

社会人メンターとの1on1

青楓館高等学院に入学した生徒は社会人メンターと週に一回の1on1面談を行います。
今取り組んでいる探究学習や進路、人間関係など、学校生活に関わる悩みを相談できるのはもちろんのこと、青楓館のカリキュラムである「自分を知る」のサポートが受けられます。

  • やりたいことがわからない
  • 自分に何が向いているのかわからない

こういった悩みを持つ生徒は非常に多いです。これらの要素を、自分一人で発見するのは大人でも難しいことです。一方でこれらの要素は「本当にやりたいこと」に向かうために、必ず発見しておかなければならないものでもあります。

青楓館高等学院では社会人メンターとの対話の中から自己理解を深め、自分が大事にしたい価値観や自分の強みに気付くことができます。

社会人メンター:社会人で生徒に助言をしてくれる大人 / 1on1:社会人メンターと生徒とで行う面談

私自身が中高生を多くみてきた経験を振り返っても、「何がやりたいかはっきりわからない」という生徒がほとんどでした。
また、「これが好き」が見えたはずの状態で進学先を決めても、結局進路を選択しなおす生徒もいました。
人生の指針とするべき自分自身の軸を、実は正しく理解できていなかったのかもしれません。
親御さんや一般的な学校の先生とも違う、近すぎはしないがいつでも相談ができ無理強いはしない「ちょうど良い距離感の大人」の伴走によって自分の軸を見つけることができます。自分の軸を理解することは「やりたいこと」に向かうための大きな原動力になります。

多様な客員講師との交流

青楓館高等学院には優秀な教員が日々の学びをサポートしますが客員講師陣も凄いです。
各業界の専門家やトップランナーの皆さんが揃っておられます。

青楓館高等学院では、教科の学習に関して高校卒業に必要なものを修得しつつも、それぞれが自分の学びたいことを学べる「余白」があります。その余白と青楓館に関わってくださる各業界のトップランナーの皆さんとがあわさることで、多様で専門性の高い学びが実現できます。

もともと中学校教員だった私の視点からいくと、正直なところ学校は外部の専門家をお招きしにくい部分があります。教科指導のカリキュラムが詰まっていてなかなか別の学習を増やせないということであったり、どうやって外部の人と繋がるべきかのノウハウがないことが大きな原因です。

青楓館高等学院の客員講師陣とそれぞれの専門領域についてはこちらの紹介ページをご覧ください。

総合型選抜合格者数800名以上の実績とノウハウ

青楓館高等学院の運営メンバーは、総合型選抜の合格実績が800名*を超えています。

*2019年〜2022年 前職の社員としての経歴(塾長・関東マネージャー)も含め、これまでに約800名の大学AO入試の合格に携わる

総合型選抜というのは過去にAO入試と呼ばれていた入試方式で、志望する高校生と大学とのマッチ度が合否を左右します。個性を求めている大学はかなりあるものの、一般の高校生の方々には届け方のノウハウが不足している場合があります。

青楓館高等学院の運営メンバーである岡内(代表)と藤原(学院長)の両名はAO入試専門塾で多数の合格を実現させた実績があります。2022年よりトライアルとして入学していた青楓館高等学院0期生の中からも、総合型選抜での合格を勝ち得た高校3年生が複数名います。

私も数多くの中学生の進路指導に関わってきましたが、先日学院長の藤原と話した際に聞いたノウハウが目からウロコでした。
「コンプレックスすらも個性になります。マイナスの経験をどう克服していったかということに人は感動を覚えるのです。」
藤原自身、身体的な障がいを持っているわけですが、その本人が言うと説得力が違います。青楓館では生徒一人一人に向き合い、生徒自身が欠点だと思っている部分すらも武器に変えることができるということです。

外部の専門家にも積極的に接点を持つ校風

「客員講師陣の中に、興味・関心のある方がいない」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、本校は「いないなら、会いに行こう」という校風です。探究ベースの学び方をしているため、「興味がある分野で、客員講師に詳しい人がいない場合は、専門家に直接会いに行こう」という発想になります。実際にどのように会いに行くか不安に思うかもしれませんが、そこは安心してください。様々な方法でアプローチをしていきます。

一例として、生徒メディアのワタシルではインタビュー記事作成のために会いたい人に連絡をとり、生徒自ら取材を行っています。もちろん学校運営側としても多様な客員講師の方々を今後もどんどんお招きする予定です。

「大学進学の費用が心配」とのお声に応えるため下記のようなイベントを開催し、ご登壇いただいた花見氏には青楓館の客員講師に就任していただきました。

その他のサポート

ここまでご紹介したものの他にも、多彩なサポートが用意されています。

徹底的に個に寄り添ったカリキュラム

冒頭にもご紹介した通り、青楓館高等学院では個に寄り添うことを何よりも重視しています。
人は人を介してしか、自分の強みを知ることはできません。いろんなバックボーンを持つ大人や先輩、同級生と触れ合うことで自分の強みに気づける、そんな環境を用意しています。

ゲストスピーカー講演

青楓館高等学院では様々なイベントが開催されます。
生徒の視野を広げるきっかけとするために、毎月ゲストスピーカーの講演会を行います。

ゲストスピーカーの例
インスタグラマー、起業家、IT企業役員、国際機関、大学教授、教育評論家、人材育成講師、税理士、Z世代の起業家、編集長、講演家、デザイナー、消防士、自衛隊、弁護士、料理人、芸人、アナウンサー、Youtuber、映画監督、映像クリエイター、システムエンジニア、投資家、キャビンアテンダント、ウェディングプランナー、歯科衛生士、保育士、美容師、薬剤師、声優、ヘアメイクアップアーティスト など

2022年度も0期生向けに様々なゲストスピーカー講演が実施されました。

メディア運営

メディア運営を高校生自身の手で行っていくことで、生徒自身が会いたい人・この人から学びたいと思った人から直接お話を聞けるようになります。
今現在も実際に0期生が生徒メディアのワタシルを運営しており、インタビュー記事の制作を通じてそれぞれの見識を深めています。

青楓生による私を知るためのメディア「ワタシル」

まとめ

今回は青楓館高等学院の生徒サポート体制についてまとめました。

  • 社会人メンターによる1on1のコーチングが受けられる
  • 多様な客員講師との交流
  • 総合型選抜の受験対策
  • 会いたい人には会いに行くという校風
  • 自分らしく学ぶためのツールや環境が整っている

青楓館高等学院では個に寄り添った伴走を行います。
メンターとの交流で自分の軸を見つけ、多様な客員講師から社会を肌で感じ取り、そして生徒自身が自分の探究を深めていくことで社会とつながることができるのです。

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この記事を書いた人

生徒メディア「ワタシル」サポーター
吉本新喜劇、教育大学を経て神戸市立中学校に採用され進路指導や生徒指導を担当。現在は大阪市の非常勤小学校教員をしながらNPO法人の設立に奔走している。教員の越境の専門家。

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