こんにちは!青楓館高等学院です。
今回は、最高に嬉しいニュースをお届けします。
夏休み中に行われた「全国高等学校定時制・通信制課程 陸上競技大会」にて、本校のTさんが3種目で見事表彰台に輝くという歴史的な快挙を成し遂げました
Tさん、本当におめでとうございます!
日々の練習で自分を追い込み、全国という大舞台で最高の結果を掴み取ったTさん。彼がどのようにしてこの輝かしい舞台に立ち、そしてそのメダルの裏で何を感じていたのか。躍動感あふれる大会の軌跡を振り返ります。

■ 全国大会で3種目表彰台!リレーで悲願の全国優勝を達成
今回の全国大会で、Tさんは凄まじい勝負強さを見せつけました。
| 種目 | 結果 | 記録・エピソード |
| 4×100mリレー | 優勝(第1位) | 42秒74(大会タイ記録!) |
| 200m走 | 第3位 | 自己ベストへの渇望と悔しさ |
| マイルリレー (4×400m) | 第3位 | 最終ストレートでの劇的な逆転劇 |


特に「4×100mリレー」での優勝には、ドラマチックな舞台裏がありました。
実はこのチーム、事前の練習はわずか「1回」のみ。そんな極限状態の中、彼らは確実にバトンを繋ぎました。
さらに、最終種目のマイルリレー(4×400m)でも、Tさんは第3走者として圧巻の走りを見せます。前を行くチームを猛追し、最終直線で見事に抜き去る執念の走り。
惜しくも2位にはわずかに届きませんでしたが、その差を埋めようとする気迫は心を打ちました。
しかし、これほどの結果を残しながら、Tさんはより高い目標を目指しています。
■ 「3位でも悔しい」——常に「自己ベスト」と戦い続ける高いモチベーション
「全国3位」という結果は、誰が見ても素晴らしい功績です。
しかし、レースを終えたTさんの口から出たのは、ストイックな本音でした。
「個人200mの3位は正直悔しいです。」
彼が戦っているのは、隣のレーンの選手ではなく、常に「自己ベストの自分」です。
この現状に決して満足しない心こそが、彼をさらなる高みへと押し上げる原動力となっています。
■ 強さの秘訣は、自律することの難しさと「走るのが好き」という原点
青楓館には、一般的な「部活動」の枠組みはありません。
だからこそ、Tさんの強さは自らを律する「自律」の力に支えられています。
今年の1月から4月にかけて、Tさんは大きな葛藤の中にいました。学内のPBL(プロジェクト学習)と走りの練習時間のバランスを崩してしまったのです。
その失敗を経て、彼は自分だけの「強さのルール」を再構築しました。
- 「練習は裏切らない」という確信:サボれば必ず結果に出る。だからこそ、泥臭く継続する。
- 環境を自ら選ぶ:高い意識を維持するため、大人たちが集まるハイレベルな練習環境へ自ら飛び込む。
- 言い訳を捨てた責任感:PBLも陸上も、どちらも全力でやるためのスケジュール管理を徹底する。
「走りたくない」「辞めたい」と思う瞬間があっても、最後にはグラウンドに立ち続ける。この精神的な自律こそが、彼が手にしたメダル以上の価値があるのかもしれません。

■ 「好きであり続けることの難しさ」を知るからこそ、仲間へ贈る言葉
最後に、自分自身と向き合い続け、全国の頂点を見たTさんから、PBLやアート、スポーツなど、それぞれの場所で奮闘する青楓館の仲間たちへメッセージを預かりました。
「好きなことを好きで居続けることは、実は本当に難しいことだと思っています。 僕自身も陸上は大好きですが、それでも走りたくないと思う時もあれば、サボりたい、辞めたいと感じる瞬間が何度もありました。
もし今、何かに挑戦していてしんどいと感じている人がいたら、『友達を頼る』ことや『一度その場から離れてみる』ことを大切にしてみてください。僕も友達と一緒に練習することで、何度もモチベーションを立て直してきました。
結果が良いか悪いか、周りからどう見えるかではなく、自分の中にある『好き』という感情を大切にしてほしいです。その気持ちこそが、一番強い力になると僕は信じています。」


