佳山さんから、ご自身のキャリアから現在のお仕事までお話しいただき、
子育て、起業をするに当たって感じていた葛藤や違和感について考えさせられる時間となりました。
佳山奈央さんについて
神戸市外国語大学在学中に休学・出産したシングルマザーで現在中1男子の母。
大学卒業後、リクルートに入社し企画職に従事し、退職後「こどもに一番身近なおとなである親が、人生を楽しむ背中を見せることを応援する」というビジョンのもと、起業されました。
この事業は、保育士常駐の室内遊び場をコアに、一時保育、子連れでも楽しめるバー等、多様なライフスタイルを送る今の子育て世代のWell-beingを実現するサービスを複合的に展開する「おやこの世界をひろげるサードプレイス PORTO」を神戸・三宮にて設立されました。
▼佳山さんについてはこちらの記事をご覧ください☆
なぜ、起業したか
佳山さんは、保育園に子供を預けて大学に通ったり、アルバイトをしている最中、
「早くからたくさん預けられてこどもがかわいそう」
と言われたことがあるそうです。
でも、本当にそれは「かわいそうなこと」なのでしょうか?
お金を払って安心できるプロの保育士さんにみてもらえる環境に子どもを預け
大学に通って自分の未来を切り開いたり、生活のために一生懸命働くことは、
本当に悪いことなのでしょうか?
さらには、働くためだけでなく、美容室に行くためや友人とランチに行くため、
リフレッシュのために子どもを預けることも「悪いこと」なのでしょうか?
佳山さんはここに深い違和感を覚えました。
身の周りの違和感を考えよう
佳山さんのお話の後、生徒たちで身の回りに感じる違和感について考えました。
以下、生徒たちから出た意見です。
電車によって1駅分の料金が違う
なぜ勉強しないといけないのか
お姉ちゃんだからお手伝いしなさいと親に言われること
男に二言はないと言われること
通信制高校というと少し壁を作られる
生徒たちは自分の感じた違和感をそれぞれ発表し合い、
「わかる~」と共感の声が次々と上がりました。
普段は見過ごしがちな問題に対して、改めて考えるきっかけとなり、
生徒たちにとって非常に貴重な経験となりました(^^)/
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