【第9回 楓杯】「過去の自分」を脱ぎ捨てて。それぞれのスタートラインから踏み出した、7つの挑戦と劇的変化。

2026年3月13日に第9回楓杯が開催されました。青楓館高等学院の生徒それぞれが今学期の成果を発表する場である「楓杯」で今回は7人の生徒のBefore / Afterに注目。それぞれのスタートラインから、生徒らにどんな転機が訪れ、どんな新しい自分に出会ったのか。その軌跡は生徒、教員、親だけでなく、この記事を読んでいるあなたにもきっとエールを与えられるはずです。

楓杯とは

青楓館高等学院が学期末に実施する成果報告会です。青楓館ではマイプロ活動やPBL活動を通して、生徒が主体的に社会とつながる力を養う教育に力を入れています。楓杯は、その学びの集大成として生徒の挑戦に光を当て、「挑戦への賞賛」を目的としたイベントで、当日は200人を超える方々にご参加いただきました。今回は個人部門に登壇した生徒たちの発表の様子をご紹介します。

自分らしい人生のスタートラインへ

Before「自分を認めてくれるのは、絵の中の世界だけだった」

かつての彼は、優秀な兄と比較される日々で自信を失い、部屋でスマホを眺めるだけの「引きこもり」の状態にありました。「自分には無理」と限界を決めつけていた彼にとって、唯一の救いはアニメや漫画、映画など「絵の世界」だけでした。

転機「アートの力を活かしてポジティブな成功感情を獲得」
青楓館でのPBLで看板作りを任されたのが彼の転機となりました。初めて「楽しい」という感情と、自分の表現が誰かに喜ばれる「自信」を獲得したのです。

After「言語の壁を越え、誰もが共感できる絵を描く」

目指すはアメリカ・テキサス。メキシコ文化と混ざり合う自由なアートに触れ、「言語の壁を越え、誰もが共感できる絵を描く」という夢に向かって、彼は今、力強く歩んでいます。

  • これまでの実績: 神戸、文化祭、熊本、沖縄PBLでロゴやキャラクターを制作
  • 変化: 絵を通じて人との交流が生まれ、コミュニケーションの楽しさを知る
  • 現在: 夏の韓国留学を経て視野を広げ、現在はトビタテ!留学JAPANに挑戦中!

教員からのコメント

初めて絵を見せてくれた時、自信なさげに、どこか恥ずかしそうにしていた彼の姿を今でも覚えています。それが今では、人前で堂々と作品を披露するだけでなく、自身の夢を熱く語れるまでになりました。韓国留学を経て一皮むけた姿は、私たち教員も目を見張るほどです。「もっと広い世界で挑戦したい!」と胸を張って宣言する今の彼なら、言語の壁さえもアートで飛び越えていけると確信しています。

配信で見つけた、僕だけの「居場所」

Before「現実を避け、ネットの世界に閉じこもる日々」

かつての彼は「人と話したくない、学校に行きたくない」という思いから、現実を避けネットの世界に自分を閉じ込めていました。しかし、心の奥底では人との繋がりを諦めきれず、自分を心配してくれる人の存在を糧に「自分が一番話しやすい場所」としてライブ配信を始めました。

転機自分から動いたことが、本当の居場所になった

勇気を出して初めて行った配信が彼の転機でした。視聴者は12人。その小さな数字が、彼にとっては「誰かと繋がれた」という何よりの喜びと確信に変わったのです。

After「一歩踏み出す勇気が、居場所を作るきっかけになる」

かつて孤独を感じていた彼は今、自らが発信者となることで、画面の向こう側にいる誰かに勇気を届ける存在へと成長を続けています。

  • これまでの実績:  毎日配信を継続し、開始わずか3ヶ月でライバー事務所からスカウトを受け所属が決定。
  • 変化: ネットへの「逃避」が、責任感を持って取り組む「仕事」へと変わり、切磋琢磨できる仲間との繋がりを獲得。
  • 現在: 自分の経験を活かし、誰かの「居場所」を作れるライバーとして活動中。

教員からのコメント

自らアクションを起こす行動力はもちろん、毎日欠かさず配信を続ける「継続力」には目を見張るものがあります。自分が居場所を見つけるだけでなく、「次は自分が誰かの居場所になりたい」という高い志を持って取り組む姿には、深い感銘を受けました。入学してからの1年間で、これほどまでに逞しく、優しく成長してくれたことに心から感謝しています。

外見の悩みを超え、「リーダー」として立つ

Before「外見を気にして人の目に怯える毎日」

小学生時代は目立つことが大好きだった彼女ですが、中学時代に外見を嘲笑されたことで深いコンプレックスを抱きます。「他人の評価はすべて外見で決まる」という恐怖から人目が怖くなり、何も手につかない不登校の日々を送っていました。

転機「主体的な挑戦を経て自分を肯定できるように」
青楓館の自由な環境とPBLへの挑戦が彼女の転機になりました。文房具PBLのリーダーに立候補し、外見ではない「自分の努力や行動」が真っ当に評価される経験を通じ、「人は外見だけで評価される存在じゃない」と気づき、自分自身の価値を再発見したのです。

After「挑戦や経験こそが、自分の本当の強さになる」

他人の目を気にして立ち止まるのではなく、自分のやりたいことに真っ直ぐ向き合う彼女。イベントの成功という大きな目標に向け、今、確かな自信を持って突き進んでいます。

  • これまでの実績: 文房具PBLのリーダーとしてチームを牽引し、大きな一歩を踏み出す
  • 変化: 人目を気にする気持ちよりも「自分がやりたいことをやりたい」という意志が強くなった
  • 現在: ドッグフェス開催企業のインターンに挑戦中。加古川市役所へのプレゼンを控える

教員からのコメント

青楓館での2年間、一歩ずつ着実に、新たな扉を開き続ける姿を間近で見守ってきました。校内活動で育んだ自信を糧に、今では校外のフィールドへも意欲的に飛び込んでいく姿は本当に立派です。今回の「楓杯」登壇という大きな経験も一つの武器にして、さらなる高みへ挑戦し続けてくれることを期待しています!

AIと歩む、未経験からのゲーム開発

Before「知識ゼロ。道のりは厳しくても挑戦したい夢」
かつての彼は、プログラミング知識が全くの「ゼロ」の状態でした 。しかし、「昔から憧れていたRPGを作りたい」という純粋な好奇心に背中を押され、AIを駆使しながら独学で制作を開始しました 。

転機「トライアンドエラー。一度挫けても再び立ち上がった。」
しかし、道のりは決して平坦ではありませんでした。文化祭での展示を経て、一度は「飽き」という壁にぶつかり、開発が停滞した時期もありました 。ですがもう一度自分を奮い立て、ふとした目標と期限を明確にすることで情熱を取り戻し、新たなゲーム制作へとリスタートを切ったのです 。

After「好奇心に従え!やりたいことはやる!不可能を可能に変えたマインドセット」 

自らの好奇心に従い、ゼロから世界を創り出す喜びを知った彼は今、プレイヤーを募集し、作品をより多くの人に届けるため、さらなる挑戦を続けています 。

  • これまでの実績: 知識ゼロからAIを活用してRPGを開発し、文化祭で約20名の参加者にプレイ体験を提供
  • 変化: 「飽き性」という自分の弱さを乗り越え、「やりたい」を形にする実行力と、未知の領域へ飛び込むマインドセットを獲得
  • 現在: 2026年5月の完成・アップロードを目指し、さらに多くの人を巻き込みながらテストと改良を継続中

教員からのコメント

入学当初は週1回の1on1で登校するのが精一杯だった彼が、今では毎日校舎に顔を出し、周囲の生徒や大人たちをも巻き込みながら自分のプロジェクトをプレゼンしています。その変貌ぶりには驚かされるばかりです。「やりたい」という純粋な衝動を原動力に、周囲を惹きつけるリーダーへと進化した彼の姿に、大きな感動をもらいました。

失敗を恐れず自分らしく加速する

Before「強迫観念と理想に縛られ、思うようにいかない。」

かつての彼は、陸上競技で県大会1位、近畿大会3位という輝かしい成績を収めるトップアスリートでした 。しかし、中学2年生で起立性調節障害や度重なる怪我に見舞われ、思うように走れなくなります 。かつての結果を出せていた自分を理想とし、「超えなければならない」という強迫観念に縛られた彼は、走ることが苦しくなり、記録も低迷していきました。

転機「理想の自分は、必ずしも超えなくていい」
そんな彼にかけられたライバルたちの「待ってるよ」という言葉は、自分という存在を待ってくれている仲間がいることを彼に気づきかせました。全国大会で2着に入ったとき、彼は1着以上の喜びを感じました。「理想は必ずしも超えなくていい」と気づいた瞬間、彼は再び走る楽しさを思い出したのです。

After「今の自分で、走り続けます」 

過去の自分や高すぎる理想に囚われるのをやめ、立ち止まる勇気を持った彼は今、誰のためでもなく「自分自身」のために、再びトラックへと駆け出しています 。

  • これまでの実績: 中学時代に近畿大会100m第3位、全国大会に3度出場 。国立競技場での大会で5位入賞 。
  • 変化: 「勝つのが当たり前」という束縛から解放され、勝ち負けを超えて高め合えるライバルとの関係に価値を見出すマインドへと進化 。
  • 現在: 通信制高校の大会で3種目全国優勝を達成し、現在はジュニアオリンピックやU20日本選手権への出場を目指して邁進中 。

教員からのコメント

以前の彼は「結果がすべて」というプレッシャーの中にいました。しかし今の彼は、たとえ壁にぶつかっても前向きに捉え、次への糧にできる強さを持っています。目を輝かせながら次の挑戦を語る姿に、精神的な大きな成長を感じます。陸上という軸を大切にしながら、PBLや海外留学など、青楓館で活動の幅を広げ続ける彼をこれからも応援しています。

社会課題を解決するビジネスプラン

Before「『時間は有限だ』という教訓」

過去の経験から「時間は有限であり、命そのものだ」という痛切な教訓を得ました 。1日の秒数である「86400秒」を何に変換するかが人生の問いであると気づいたとき、日本人が「正解を選ぶ訓練」ばかりで「自分で決める訓練」が欠けているという社会課題に直面したのです 。

転機「服選びを『迷わなくていい状態』に。日本の新たなインフラを作る」
元ネスレ日本の社長・高岡浩三氏からの「感情で終わらせるな、イノベーションで解決しろ」という言葉が彼女の転機でした 。優秀な人材ですら毎朝の服選びという低付加価値な意思決定に時間を奪われている現実に着目し、探究をビジネスへと昇華させました 。

Afeter「時間を価値に変える未来を共に作ろう」 

単に服を売るのではなく、ワードローブを合理化することで、誰もがクリエイティブな思考に集中できる「人生の続きを紡ぐ時間」を届けることを目指しています 。

  • これまでの実績: 日本社会の意思決定コストを削減し、個人の自立を促す新たなインフラ「TZUKI」を立ち上げ
  • 変化: 衣服消費の現実(年間約8.5万円の支出と25点の休眠衣服)という金銭的・時間的喪失を、構造から取り除くロジックを構築
  • 現在: AIと実店舗を融合させ、日本の伝統技術を用いた高品質なロングセラー商品から「あなただけの最適解」を一択で提示するサービスを展開中

教員からのコメント

彼の成長を象徴するのは、何よりもその「笑顔」です。かつて自信を失っていた面影はなく、今では後輩たちが憧れるリーダーへと成長しました。ビジネスコンテストでの優勝、そして3度目の挑戦で掴み取った楓杯・最優秀賞。苦しい過去を乗り越え、自らの手で未来を切り拓いた今の彼は、誰よりも眩しく輝いています。

自分のことを好きになれた高校生活

Before「馬鹿にされたくないから、馬鹿にする。自信のなさから生まれた弱さ。」

かつての彼は、ありのままの自分に自信が持てず、周囲から馬鹿にされることを極端に恐れていました 。その防衛本能から、あえて自分から人を馬鹿にする態度をとってしまい、結果として笑顔になれない日々を過ごしていました 。人を馬鹿にし続けることは、自信を失わせ、幸せすら奪ってしまう行為であると彼は痛感したのです 。

転機「自分を俯瞰し、弱さを認め、未来が変わり始めた。」
「一人旅」に出て多くの人と出会い、多様な場所に訪れたことが彼の転機となりました。。読書を通じてメタ思考を学び、自分の感情を俯瞰で捉え言語化する習慣を身につけたことで、次第に自分の感情に素直になれるようになりました。自信を得て人を馬鹿にするのをやめたことで、彼は全力で笑顔になれる自分を取り戻したのです。


After「自分のことを好きになれた!」 

「過去」ではなく「起こり得る未来」を見据え 、世の中を面白く照らすために、彼はこれからも100点の笑顔で走り続けます。果敢に挑戦を続ける彼の姿勢は、後輩にもポジティブな影響を与えています。

  • これまでの実績: ビジネスコンテスト「RegionLink#002」にて大賞を受賞し、優勝賞金30万円を獲得 。東京でのXR・メタバース関連イベントにブース出展を果たす。
  • 変化: 元不登校という過去を乗り越え 、失敗を恐れず挑戦するマインドを獲得。その姿に感化された後輩から「リーダーになりたい」と言われるほど、周囲に良い影響を与える存在へ成長。
  • 現在: ビジネスコンテストで優勝したアイデアをもとに、社長と週1回のミーティングを重ねながら起業準備を進行中 。同時に海外留学という新たなステージへの挑戦もスタートさせている 。

教員からのコメント

彼の成長を象徴するのは、何よりもその「笑顔」です。かつて自信を失っていた面影はなく、今では後輩たちが憧れるリーダーへと成長しました。ビジネスコンテストでの優勝、そして3度目の挑戦で掴み取った楓杯・最優秀賞。苦しい過去を乗り越え、自らの手で未来を切り拓いた今の彼は、誰よりも眩しく輝いています。

学校案内を資料請求する

学校パンフレットを無料でお送りしております。また、電話相談・オンライン相談なども随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください♪

オープンスクール毎月開催中

青楓館高等学院の公式LINEをお友だち追加して、チャット形式でメッセージを送ることができます!いつでも・どこでもお気軽にご相談ください♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人


青楓館高等学院の広報を担当している蓮沼です。「自分らしく生きていく」をモットーとしている青楓館の生徒や教職員のリアルな声や日々の挑戦を発信しています。このブログを通じて、青楓館の魅力や可能性を少しでも多くの方に届けられたら嬉しいです!

まずは、パンフレットを見てみませんか?
説明会でお会いできるのを楽しみしています!!

個別相談のお申し込みはこちらから
パンフレットの画像