本日は、2025年2月26日に行われた当学院長による特別授業「才能と自己理解」についてお届けします。
「才能って何だろう?」「自分を知るってどういうこと?」、そんな問いに向き合った今回の授業。生徒たちが自分らしさを見つけるためのヒントがたくさん詰まった時間でした。それでは、授業の様子をご紹介します!
才能の正体と「1%×1%×1%」の法則
藤原学院長が伝えてくれたのは「才能=見分けられた個性」という概念。
その発見プロセスを「1%×1%×1%」という方程式で教えてくれました。これは「些細な気づき×小さな行動×継続的な積み重ね」によって個性が磨かれ、やがて才能として認識される過程を表しています。
実際の授業では「この2週間で自分の才能に気づけた?」、との問いかけが生徒へ投げかけられました。生徒たちは自分たちを振り返りながら「他人にはない強み」を考えていました。
社会への疑問から生まれた「自分らしさ」の教育
藤原学院長は、若い頃「社会で働く大人が輝いて見えない」と感じたそう。
そこには「多くの大人が、自分がなぜ存在しているのかを語れない。自分が何者かもわからないまま社会に出る危うさ」への気づきがあったそうです。
だから、卒業までにみんなには「自分らしく生きる」ことを大事にしてほしいと伝えてくれました。
自己理解の3大要素「価値観・ギャップ・承認」
授業で藤原学院長が教えてくれた「自分を知るためのカギ」を紹介します。「価値観シート」「ライフチャート作成」の2つのワークを実施しながら深掘りしていきました!
1、価値観
授業では、青楓館で使っている「価値観シート」を用いて50以上の価値観項目から共感する言葉に丸をつけていきました。
終わったら「なぜその価値観を選んだのか」をグループで共有し合い、自分の大切にしていることをシェアしていきましたよ。
2、ライフチャートとギャップ
青楓館で使っている「ライフチャート」を活用し、楽しかった経験と辛かった経験を振り返っていきました。
ライフチャートを用いたギャップ分析では、
- 一番高い(楽しかった)経験
- 一番低い(辛かった)経験
の過去体験を数値化しながら客観視。藤原学院長は、「弱みが大きい人ほど強みも大きい。自分の強みと弱みの本質が隠れている」ことを教えてくれました。
藤原学院長が教えてくれた「できないことはない」
授業では、藤原学院長のライフチャートを見せてくれました。
中でも一番辛かった経験は、中学時代にテニスを諦めたこと。その時母親から「足を理由に諦める人生は送るな」という言葉で転機を迎えたことも教えてくれました。
この体験が、ケニアでの活動や大手企業でのキャリア形成、そして教育者としての道を切り開く原動力に。「できないことはない」という藤原学院長のメッセージには、自身の経験から生まれた「弱みは強みに変わる」という信念が込められていることがわかりました。
まとめ:才能は誰にでもある
2025年2月26日に行われた当学院長による授業をお届けしました!
「才能は誰にでもある」という言葉の裏側には、
・小さな気づきを積み重ねる大切さ
・弱みを強みに変える発想
・自分らしさを磨くプロセス
という3つのメッセージが詰まっていることがわかった、とても有意義な時間でした!

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